重い心臓病の女児(11)に対し、ふくらはぎから筋肉のもとになる細胞を採取してシート状にし、心臓に移植して機能改善させる手術に成功したと、大阪大学医学部附属病院の医療チームが7月23日、記者会見で発表した。この治療法が子どもに行われたのは世界初という。治療を受けたのは拡張型心筋症という重い心臓病の女児。医療チームは5月、女児のふくらはぎから筋肉のもとになる特定の細胞を採って培養し、6月にこれをシート状にしたものを心臓の外側に貼り付ける手術をした。その結果、病院内を走っても息切れしない状態にまで機能回復。近く退院できる見通しだという。拡張型心筋症はこれまで機能回復に心臓移植しか根本的な治療法はなかった。しかしドナーが少なく、移植を待つ間に症状が悪化する事例もあった。今回の治療法は、心臓移植を補う手法として注目を集めそうだ。
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